令和5年9月29日牡羊座満月(中秋の名月)
2023年9月もあと2日で終わりを告げ10月に入ります。今年も3ヶ月で終わろうとしていますね。
しかし、例年であればこの時期は長袖を着ていたように思います。しかし、今年は地球が変化し、
まだ日中は猛暑みたいで暑いです。9月23日は彼岸で彼岸花があちらこちらに赤色の花見せて咲いてくれました。
一般に彼岸花は毒花と言われていました。茎を折ってみると白いミルク色の液体
が見えます。よく目立ち「ああ、秋なんだ」と思います。
上に見える花は「兼六園菊ざくら」。約40種類、420本ほどもある兼六園の桜の中でも最も
美しいと言われています。一般的に菊ザクラの花弁は150枚から200枚。「兼六園菊桜」は
花弁が250枚から400枚近くもあり、日本で最も花弁の多い、珍しい品種です。
開花期は4月下旬から5月中旬までの約3週間。ソメイヨシノに比べると長く楽しめます。
色の変化にも注目です。はじめ濃紅色だったつぼみは、開花とともに次第に淡紅色に変わります。
そして、花の終焉の頃は白に近いピンク色になり、花びらは一枚一枚散るのではなく、柄をつけた
まま落下します。
昭和三年には国の天然記念物に指定されました。桜保存の為に全国を行脚していた
14代佐野藤右衛門は「兼六園菊桜」を見るなり
「このままでは余命はいくばくもない。後継ぎを急いで養成しなければならない。」
と判断したそうです。その後15代,16代藤右衛門が接ぎ穂を入手し苦労の末
現在の兼六園菊桜が誕生しました。
このように桜を必死に守った佐野藤右衛門は今でも語り継がれ石川県金沢市
の兼六園は有名な菊桜の名所になりました。
いかがでしたか。桜の名所は日本各地にありますので4,5月になったら
「桜名所」にお出かけになってはいかがでしょうか。
きっと心も体も癒やされますね。☺
次回は10月15日天秤座の満新月(金環日食)です。お楽しみに(*⌒▽⌒*)