令和6年9月3日10:56乙女座の新月
台風10号がゆっくりした速度で九州から本州に横断していきましたが
テレビでは各地で災害の映像が写し出されておりました。
皆様方におかれましてはいかがだったでしょうか。
被害に遭われた方々に対しましてお見舞申し上げます。
幸いに、こちらの方は何事もなく、過ぎ去りました。
それに伴い気温もなんだか落ちついたようで日中はまだ暑さを感じる
今日このごろです。まだ熱中症には十分注意してお過ごし下さい。
今回のお話は『サクラの花の色』です。
サクラの花の色は、ほとんどは白からピンクですが、紅色の「関山」
黄色の「ウコン」、黒色の「墨染」、紫色の「紫桜」、緑色の「御衣黄」
などあり、私たちを楽しませてくれていますね。これらの色は多くの植物
の色でおなじみアントシアン系の植物の色素により彩られたものです。
ただし緑色の「御衣黄」は、葉の色素でお馴染みのクロロフィル系統の
色素が関与しています。私たちが楽しむ花の色を作り出す四大色素として
フラボイド(白からクリーム、黄色、橙赤、赤紫、青まで数多くの花の色
pHなど条件が変わると色調が変化)、カロテノイド(黄から橙、黄色を演出
)ベタレイン(オシロイバナなど一部の花の黄から赤、紫)クロロフィル
(多くに花のつぼみの緑は花が咲く頃になるとアントシアンやカロテノイドの
色素が合成され消失する。)フラボノイド・アントシアン系統の色素で表現
される多彩な花の色はpHだけでなくほかの要素も関与していますので
一つ一つの花についてはまだ明らかになっていません。
「桜さくらサクラ100の素顔」より😊
桜の花の色は4つの元素からいろいろ変化して作られていることが分かりました。(*^▽^*)
次回は9月18日11:35魚座の満月部分日食です。
尚17日は中秋の名月です。お楽しみに(*⌒▽⌒*)